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外資系企業で働くためには?必要な6つのスキルを紹介
2024.10.12 スキルアップ

外資系企業で働くためには?必要な6つのスキルを紹介

キャリアアップや年収アップを目的に外資系企業への転職を検討している方もいるでしょう。外資系企業は、日系企業とは異なる企業文化を持っています。日本のように人材を育成する制度がほとんどないため、即戦力となるスキルが必須です。今回は、外資系企業で働くために必要なスキルについて解説します。

外資系企業で求められるスキル6選

外資系企業で働くためには、どのようなスキルが必要なのでしょうか。職種・業種にかかわらず共通して必要なスキルとして以下の5つが挙げられます。

1.英語力

外資系企業では高度な英語力を求められるイメージがありますが、必ずしもそうとは限りません。部署によっては英語を日常的に使わないところもあります。しかし、英語ができないと活躍の場が限定される、昇進のチャンスを逃すなどのデメリットも多いため、ビジネスで通用する最低限の英語力は身につけておく必要があるでしょう。

TOEICでいうと700点以上が目安になります。英語でメールをやりとりしたり、資料を作成したりすることもあるため、英語の会話力だけでなく、読解力やライティング力を磨くことも重要です。

2.コミュニケーション能力

ビジネスシーンにおいて、コミュニケーション能力は必須のスキルです。特に外資系企業では、異なる文化や価値観を持つ人々と円滑にコミュニケーションをとることが求められます。さまざまな国籍や文化を持つ人たちが働いている外資系企業では、日本人にはわかる「あうんの呼吸」のような感覚的なコミュニケーションは通用しません。曖昧な言い回しは避け、自分の主張や意見をはっきり言語化し、相手にわかりやすく、かつ的確に意思疎通を図る必要があります。

3.ロジカルシンキング力

ロジカルシンキングとは、物事を根拠と結論に分けて体系的に整理し、矛盾のないように筋道を立てて結論を導き出す思考法です。日本語では論理的思考といいます。

ロジカルシンキングを身につけると、物事を論理的に捉えられるため、課題解決までの無駄な思考やプロセスを省け、結果として業務の効率化につながります。成果主義である外資系企業では、ロジカルシンキングによる迅速な対応ができる人材が高く評価されるでしょう。

4.アサーティブネス

アサーティブネストは、自分と相手をお互いに尊重しながら、自分の意見や感情、要求などを率直に表現するコミュニケーション方法です。外資系企業では、アサーティブネスな考え方が浸透しています。

自己主張が苦手な日本人はミーティングでは無口になりがちですが、何も言わずに座っているだけでは「仕事をしていない」とみなされ、過小評価されかねません。外資系企業で働きたいと思うのであれば、アサーティブネスコミュニケーションを身につける必要があります。

5.リーダーシップ

リーダーシップとは、メンバーとの信頼関係を築きながら組織をまとめ、目標達成や問題解決へ向けて牽引していく能力を指します。外資系企業で活躍するためには、リーダーシップは必要なスキルの一つです。外資系企業のプロジェクトは多様なメンバー、多国籍メンバーで構成されています。彼らを率いてチームとして成果を出すことができるリーダーは、大いに重宝されるでしょう。

6.柔軟性

日本の企業と比べて意思決定や業務遂行が早く、ビジネス環境の変化が激しいため、柔軟に対応できる能力が必要です。「普通はこうだから」といった業界の常識に縛られず、変化を前向きに捉えて柔軟に対応する姿勢が求められます。

まとめ

実力主義である外資系企業では、語学力だけでなく、多国籍なメンバーとのコミュニケーション能力、論理的かつ的確に説明する力、リーダーシップなどが求められます。外資系企業への転職を考えているのなら、自身のスキルや強みを振り返り、足りていない部分を磨きましょう。